お気楽隠居が芥屋gcで、いつもの仲間と回るときは
乗用カートを使用しません。
ターフメイトにキャディさんは乗りますが、
われら4人はすべて歩きです。
カート料金をケチルと言う事もあるし、健康維持の為のゴルフの意義に反する、
と言う理由の他に、
フェアウェイを4人で横隊列を組んで歩くのが
ゴルフの基本作法と考えているからです。
9年も前のブログですが、読み返して、この作法に
ご賛同いただきたいと思います。
* * *
(2007年12月22日のブログ:フェアウェイを横隊列で歩くのが基本)
今日は雨。それに昨日ジムで筋トレを強めにやったので、今日は休養日。
午後、年賀状のコメント書きを終了して、そして、本を読みました。
諸兄は、ゴルフの作法で、「横隊列」と言うのを知っていますか?
その組の四人はフェアウェイを横に並んで歩調を共にし、会話を楽しむべきだ、
歓談の花を咲かせられなくて、なんのためのフェアウェイか、
と言うものです。
明治生まれの二人の会話に脇から大正生まれが聞き役として言葉をはさみ、
反対側から昭和生まれの若造がなんとか会話に加わろうと尋ね役の修行をする。
横隊列の歩調は一定であるべきで、だから、いちばん手前にある
ボールの主は、近づいたら 歩を速めて行って、さっと打ち、
ちょうどそこへ来た隊列に戻ると言うのがお作法。
むかしはみんな練習熱心でした。
スコアを縮めるためじゃなく、チョコレートをぶんどるためでもなくて、
「横隊列に加わっていく為に」とのことです。
お気楽隠居は、この作法と言うか、考え方に大賛成です。
こう言う会話が出来なければ、コミュニケーションの時間が極端に短くなり
結局、ゴルフ友達も出来ないことになります。
更に
これは接待ゴルフでも、接待相手とじっくり会話を交わすと言う、
大変大事な技術だと思います。
今は、乗用カートが入ってきたので、事情が変わって来たことも事実。
カート内での会話がこれに変わることになるかも、しれません。
チョロったり、大きく曲げた人は、確かにカートには乗ってられませんからね。
でも、手前のボールはさっと打って隊列に戻ると言う作法は、
カートでは無理ですね。
しかしながら、その精神は、大事にしなくてはいけないと思います。
(鈴木 泰之 著 ゴルファーのスピリット より 抜粋しました)
* * *
次のラウンドからは、是非横隊列で
フェアウェイを歩いてみてください。
良いコミュニケーションが取れ、
仲間が余計に近くなりますし、友達が増えるはずです。
さて、お気楽隠居は今日も、歩け歩けのラウンドです。